不登校の現実
新学年が始まったかと思いきや、ゴールデンウイークが終わり
氣がつけばもう8月・・・
受験の要と言われる夏休み真っただ中です
新学年に
新生活に
知らずと期待していた自分を慰めつつ
それでも不登校の親は毎日の現実と闘っています・・・
闘っているという表現はふさわしくないかもしれないけれど
時おり訪れるママ友との心理的時差にやられたりしながら
顔で笑って心で泣いてやり過ごしています
※もちろん相手に悪氣はありません
こちらが勝手に心の壁を感じているだけです
そのもやっとする瞬間瞬間は、小さな心の闘いだと思うんですよ
だから、わたしは自然とママ友とも会わなくなりました( 一一)
年々、社会的に不登校の問題は取り上げられながらも
やっぱり少数派には変わりはないので
受験なんてことの対応には先生も不慣れだったり、対応しきれないのが現状です
そもそも不登校児の受験についてのデータ、過去の実績も少ないために対応できないのでしょうね(-_-;)
親の氣持ち
親御さんの中には
早くから高校受験についての心配事を口にされる方も多々いますが
受験よりも大事なことはお子さんを何のフィルター(色眼鏡)もなくみることです
何のフィルターもなく、というのはお子さんの将来とか関係なく
現在の、今の、
お子さんの心、身体、エネルギー(魂)の状況について
理解できているかどうかです
言葉で具体的に、しかも客観的に子どもの状況を言うことができるかどうかです
これができるということは、少しは会話ができている状況にある。ということ
これらがわかってない、できていないのに
親ばかりが焦って心配していたり先回りしてばかりいると
子どもは貝のように心を閉ざしてしまうでしょう
だって、本人は今がつらいわけで
親の方は自分のことじゃなく
受験=将来、未来の方をみていることが明らかだから・・・
それが悪いわけではありません
そうなるのは無理もないと思います
ただ、わたしの経験からいうと、
不登校の子の受験は一般的な受験とは違うと思っておいた方がいいと思います
じゃないと、周りの雰囲氣に飲まれてしまって
親の方の心が病んでしまいます
子どもの状況の数値化する
まずは
簡単な質問でもしてみてください
【 数値化する 】
なんでも思いを言葉にできる子もいれば
心にたくさんの思いがあっても言葉にするのが苦手な子もいます
だからこそ
数字なら割と答えやすいんです
- 自分の部屋の居心地は何点?
- リビングの居心地は何点?
- 学校、クラス、部活は何点?
大まかに分けたらこんな感じかな
点数を言ったら、なぜその点なのかも聞いてみてください
例えば
1.自分の部屋は80点
理由は→好きなものに囲まれているから
ー20点の理由は?→椅子ががたがたするから
2.リビングは50点
理由は→楽しい時と嫌な時があるから
ー50点の理由は?→お父さんがいつも怒ってる氣がするから
3.クラスは5点
理由は→行けると思えない、行きたくない
こんな風に数値化することで子どもも言いやすくなる場合があります
それでもなかなか言えない子もいます
うちの次男がそうでした
いつも
う~~ん(゜-゜) う~~ん((+_+))
ってうなっているときも多かった(笑)
それはそれでいいと思います
根氣強く話しをしてみること
話をすることを楽しめるとよりいいですね♪
待てない親
だけど、大人は待てない!
子どもに話しかけてはみたものの期待しているような答えが返ってこない
または、やっぱり黙ったままで何も答えてくれないこともあります
それでイライラして怒ってしまって険悪ムードに・・・
せっかくのコミュニケーションが台無しです
大人は忙しいですからね
大人だけじゃなく社会全体が目まぐるしく流れてます
だから、イライラするのもわかります
わかりますけど
だけど、たかだか十数年しか生きていないんですよ、子どもは
学校に行けていないことを一番考えているのは子ども本人です
たとえ、ゲームしてようが動画見ていようが
学校行けていない自分がダメなやつだと思っているのも本人です
そうは見えないかもしれませんがそうなんです
見えている姿や言動がすべてではありませんから
それを忘れないでもらいたいです
高校受験は一つの通過点に過ぎない
ぼちぼちでいいと思うんですよね
そんなぼちぼちしてたら
受験に間に合わないんじゃないですか~
って言われるかもしれないけれど
そんな会話もできていないのに
カタチだけで受験のハナシ進めても
うまくいかないし、な~んもいいことないと思いますけどね
まぁ、これはわたし個人の意見なので
賛同するもしないのもあなたにお任せします
受験というたった数年先ではなく
もっと長いスパンで
”子どもがこれからの長い人生を生きていく”
ことについて考えてもらえたらなと思います
高校受験は一つの通過点に過ぎず
その後も子どもにはさまざまなことがありますから
一つ一つ、丁寧に
向き合うことが大切です
”子どものために”
そのために一つ一つ向き合っているつもりが
実は、自分の人生観を見直していることもあります
自分のためっていうこともあります
これって
普通に学校行ってる子どもとではできないかもしれません
貴重な時間であることは確かです
高校受験の前に
高校受験に関係なく
お子さんの”今”をみてみてくださいね
あなたが、今、苦しいことはなんでしょう?
最後までお読みくださりありがとうございます
お子さんの氣持ちをリーディングし、あなたとの関係性についてお伝えします