学校に行きたくないと言ったら

もうそろそろ新学期が始まるころですね
すでに始まっている学校もあるでしょう

夏休みの終盤のこの時期は子どもの自殺が増えるそうです

とても心が痛くなります
自分の無力さに腹が立ちます

それでもできることをやるしかありません
このブログを８年前にアップしました
４年後の２０１９年にさらに少し加筆修正しました

今回そのまた４年後の２０２３年の今年、加筆修正しました

もし、お子さんが
学校に行きたくない
と言ったら、どうしますか？

理由を聞きますか？
無理にでも行かせますか？

これは不登校経験のある息子がふたりいるわたしからのお願いです

子どもが学校に行きたくない
と言ったら

一旦は、そうなんやと
受けとめてあげて欲しいのです

あなたがそれを肯定できなくてもかまいません

子どもに学校に行きたくないと言われたら
オウム返しのように
『学校に行きたくないんやね、、、』
と言い返すだけでいいんです

子どもは、学校に行きたくないという言葉を
どれだけの勇氣で親に言ったことか・・・

その言葉を口にするまでに
彼らの中でのすさまじい葛藤があることを分かってもらいたいのです

決して軽はずみで言ったわけではないのです

もう逃げ場所がないから
家しかないから
彼らはそう言うのです

子どもにそう言われた時のあなたのショックは計り知れないでしょう

心臓がバクバクしてきて
頭の中では原因探しが始まっているはず
親として自分を責めはじめたりもすることでしょう

ですが
一番大切なのは学校に行きたくない
と言った子どもの氣持ちです

こんなことを言ってるわたしは
こういう対応はできませんでした

最初は無理にでもなんとかして行かそうとしました
でも、家族の関係は険悪で泥沼化していきました

 

学校に行かなくても人生は終わらない

幸いなことに長男は自殺はしていません

ですが、一時期は
死にたいと
殺してくれと
叫んでいました

それくらい辛いことなんだと思います

今だから言えます

学校は命を懸けて行くところではありません
学校には行かないという選択肢もあります

学校に行かなくても人生は終わりません
子どもが不登校でも親失格ではありません

思い出してください
子どもが生まれるときのことを
どんなことを願いましたか？

その願いに
毎日学校に行ってほしい
というのはあったでしょうか？

多分なかったはずです
無事に生まれてきてほしい
元氣に育ってほしい
それだけを願ってたと思います・・・

だったらそれは叶っています

まずは、そこに戻ってみませんか？

これからのことは
また考えればいいのです

生きてるだけでありがたい

今、大切なのは
子どもの言葉を受け止めるということ

学校に行きたくないんやね
言いにくいことを話してくれてありがとう

そう言って
抱きしめてあげてください
お互いの鼓動を感じてください

生きてたらなんとかなる

親も子も
ただ　ただ必死に生きてるだけです

幸せになりたい
と生きてるだけです

 

親も子もそれぞれの人生を生きている

 

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